古典派音楽
古典派の音楽を代表する作曲は、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの3人です。
ハイドン(F.J.Haydn.1732-1809)は、1750年代から作曲を始め、19世紀初頭まで活動を続けます。
モーツァルト(W.A.Mozart.1756-1791)は、神童と呼ばれ、幼い頃から作曲を開始します。1760年代から作品を書き始め、1791年に35歳という若い年齢で生涯を終えています。
ベートーヴェン(L.v.Beethoven.1770-1827)は、この2人より若干遅い時代に生まれ、19世紀初頭までの四半世紀を生きます。没年時代には、ロマン主義の音楽が開始されていました。
古典派が開幕する前1740~1780年頃に、バロック音楽からの過渡的な期間がありました。この時期の音楽には、古典主義音楽の傾向も突出し始めることから、“前古典主義の時代”と呼ばれることもあります。
音楽家の地位は低いもので、宮廷や教会に仕える奉公人という立場にいました。
当時の音楽家が望んでそうした地位を得たいと思ったのは、地位が安定し、収入を確保することができたからです。
エステルハージ家の宮廷楽長という地位を30年近く務めたハイドンは、優遇はされていましたが、本質的な身分には変わりありませんでした。
モーツァルトがウィーンで独立したのも、安定した地位を得ようとしてかなわなかったことからの、仕方ない生活形態だったのです。
ベートーヴェンやシューベルトの時代には、自立する音楽家が活躍するようになります。